西日本新聞:命を守るはずの医療現場で、働く妊婦への配慮は二の次になっている

生活TOPICSに掲載 【こんにちは!あかちゃん 第23部】これってマタハラ?<2>夜勤、時間外 妊婦でも

命を守るはずの医療現場で、働く妊婦への配慮は二の次になっているとした
驚きの状況を実際の看護師が語っています。


『命を預かる最前線の病院。だがそこで働く職員の「おなかの命」は激務に脅かされている。福岡県内で勤務する看護師の可南子さん(40)、香織さん(43)=いずれも仮名=が実態を語った』

『「すみません。妊娠しちゃいました」。おめでたいことなのにまず謝る。』

『うちも夜勤免除者はゼロ。法律で認められていても申請できる状況じゃない。同僚はつわりが重かったけど、病欠すると「何で彼女だけ」と非難する人もいた。』
『出産予定の1カ月前まで夜勤や時間外勤務を続けた同僚は、産休に入ると死産した。人を助ける看護師が、わが子は犠牲にさせられています。』

衝撃的な言葉が次々と語られています。

=2014/11/12付 西日本新聞朝刊=