日本の男女格差・・・なんと世界で104位 「マタハラ防止」で女性は働きやすくなるの?

日本の男女格差・・・なんと世界で104位 「マタハラ防止」で女性は働きやすくなるの?

重点方針は、(1)女性参画拡大への取り組み、(2)社会の課題解決を主導する女性の育成、(3)女性活躍のための環境整備、(4)暮らしの質向上への取り組み、(5)女性活躍の視点からの予算編成の調整--の5本柱で構成。具体的な施策では、職場でのマタニティーハラスメント(マタハラ)防止が大きな目玉だ。

 安倍首相が決定した閣僚会合で「関係閣僚が一丸となり、マタニティーハラスメントなどあらゆるハラスメントの根絶や、ひとり親家庭への支援など、女性活躍のための基盤となる施策を充実し、推進してほしい」と述べ、マタハラを真っ先に取り上げたことにも、思い入れがにじむ。

 マタハラは、妊娠や出産を理由に、職場で解雇や降格などの不利益な扱いを受けることで、その対策として重点方針は、事業主に対し相談窓口の設置など被害防止策を義務づける法整備を来年の通常国会で検討することを明記した。