10月20日 「おしゃべりCafe(交流会)」を実施しました。
10月20日、りのは綜合法律事務所にて「おしゃべりCafe」を開催しました。
今回は、マタハラ経験者、マタハラについて論文を執筆中の学生、新聞記者、社労士の先生など計10名の方がご参加くださり、それぞれの立場からマタハラについてお話してくださいました。
マタハラを経験し、過去に労働審判によって解決したことのある方は、
「残業できない人間は必要ないと言われたが、それは妊娠出産しなければ働いていいと言われたようなもので、子供の存在自体を否定された気持ちだった」
とつらい経験を話してくださいました。
「マタハラがいけないのであって、妊娠や出産がいけないのではない。マタハラが出産の抑止になってほしくない」
とご自身の経験を伝え、被害者の方たちの力になってくださっています。
社労士の先生からは専門家の視点でたくさんアドバイスをいただきました。
「一生懸命働き続けたからこそ(マタハラを受けることで)傷つけられる。被害にあった場合は、まずは自身の心身を整えることを大事にしてほしい」
という被害者の気持ちに寄り添った言葉もかけてくださいました。
今までは仕事内容で評価されていたのに、妊娠したとわかった途端、仕事内容ではなく妊娠した事実と妊娠・出産・育児に伴う不安要素(待機児童問題、子供の体調不良などの急な休みなど)で評価・判定されてしまう―。
本人の働く意欲や貢献意欲を無視したマタハラによって、長年にわたって築き上げたキャリアが自分の力ではどうにもならないほど一瞬にして消えてしまうこともあります。
「ただ普通に働きたい」という女性の思いが当たり前に実現できる社会になるよう、マタハラNetではこれからもマタハラ撲滅に向け活動していきます。
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場所は参加ご希望者へ個別にメールでお知らせします。
【申込方法】
参加をご希望の方は、info@mataharanet.orgまで
お名前、ご連絡先(お子様がご一緒の場合は人数とご年齢)をご連絡くださいませ。
【参加費】
500円(お茶代・場所代として)
【Skype参加】
遠方から参加ご希望の方につきまして、Skypeでの参加も受け付けております。
その場合、開催日3日前までに申し込み頂きますよう、お願い致します。