マタハラ、9割知ってるが「改善せず」 連合が意識調査

連合は27日、妊娠や出産を理由にした違法な解雇や降格などの「マタニティー・ハラスメント(マタハラ)」について、意識調査の結果を発表した。「言葉を知っている」とした回答者は9割を超えたが、マタハラの改善など周りの意識変化については大半が「変わっていない」と答えた。
「マタハラ」という言葉を知っているかたずねたところ、「言葉も知っており、意味も理解している」が78%、「言葉も知っており、意味も少しだけ知っている」が15・6%だった。二つを合わせた認知度は93・6%になり、昨年調査より31・3ポイント増えた。
しかし、マタハラについて周りなどの意識変化を感じるかとの問いには、63・5%が「感じない」と答えた。育児休業を希望したが取れなかった人も4割近くいた。

http://www.asahi.com/articles/ASH8W4TFRH8WULFA00V.html