不妊治療「仕事と両立難しい」9割以上

働きながら不妊治療を受けた人の9割が、仕事と治療の両立を難しいと感じ、このうち半数近くが、退職や休職など働き方を変えざるをえなかったことが、NPO法人が行ったアンケート調査で分かりました。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20150821/k10010197101000.html

不妊治療「仕事と両立難しい」9割以上” に対して2件のコメントがあります。

  1. Hiroshi Asada より:

    “プレマタニティハラスメント”という言葉を使っていますが、そういう言い方がいいのかどうかどうかは多少疑問です。そもそもmaternityは妊娠から出産直後までを意味するので、そういうことなのかもしれませんが、「妊娠前」とはっきり定義すると、一般に会社からの援助は、現状では全く期待できないでしょう。

    ちなみに米国であれば、こういった場合の欠勤は、個人の有給休暇や有給・無休の病欠をとるという形で対応するでしょう。むしろ日本の場合、有給や病欠など、被雇用者が持っている権利までも、プレッシャーがあって取れないことに問題がある気がします。要するに、休めるのに休ませてくれない、休みにくくされている、というのが問題ではないでしょうか。

    報酬の一部として与えられた有給休暇や病欠は、被雇用者が堂々と、遠慮なく取れるような環境がないのがそもそも問題だと思います。つまり、休みは「悪」という概念、周りに頭を下げ、申し訳なさそうに休まなけらばならない日本の文化からまず変えないと、何も変わらない気がします。もちろん不妊治療に対しての特別措置をとれればそれは素晴らしいことですが、まずその前に帰るべきことが沢山ある気がします。その一つが、繰り返しますが、権利のある休暇は、堂々と胸を張って休めるようにすべきです。

  2. Hiroshi Asada より:

    「帰るべきこと」ではなく「変えるべきこと」でした。失礼しました。

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