代表メッセージ
特定非営利活動法人 マタニティハラスメント対策ネットワーク(マタハラ Net) を応援してくださるみなさま、いつもありがとうございます。
マタハラNetは、妊娠、 出産、育児を契機とする職場でのハラスメントの撲滅と同時に、被害者支援、被害者同士のネットワークづくりを目的として設立された団体です。
私は 2014 年の任意団体マタハラ Net の立ち上げに参画し、2018 年 6 月より理事として団体運営に携わってまいりました。
2020年には埼玉学園大学の杉浦浩美准教授の多大なご協力のもと、当団体に寄せられたマタハラ相談の分析結果をまとめた『相談活動報告書』を発行しました。
当団体はこれまでマタニティハラスメントの社会的認知度向上や法整備への働きかけ、自治体や教育機関、企業への研修、マタハラ被害者に対する支援など、あらゆる角度からマタニティハラスメントの防止に尽力してまいりましたが、いまだに当団体へのマタハラ相談は続いており、団体としての社会的役割を終えるには至っておりません。
今後は、設立当初の理念である、ネットワークに主眼を置いた施策を中心に進めていきたいと考えています。
さらに、相談事例の分析やアンケート調査をすることで、それにもとづいた行政への働きかけ、社会的ムーブメントにもつなげていきたいと思います。
今後とも、団体活動へのご支援・ご協力を心よりお願い申し上げます。
NPO法人マタハラNet
代表理事 佐々木 奈緒子