退職勧奨の翌日に流産
私は、新設校に就職し、その年に妊娠が判明しました。
そのころから上司の大声での叱責がひどくなり、さらに上の上司からも3時間にわたる退職勧奨を受けました。そして、退職勧奨を受けた翌日に流産したため、産休はとらない旨学校に報告したのですが、「状況がコロコロ変わるのは迷惑だから退職しろ。」と改めて言われました。
それはマタハラではないかと話したのですが、「法律で守られているのは妊婦と出産後の女性だけ。流産は保護の対象外。」と笑いながら言われました。
結局、そのような対応をする学校に嫌気がさし、言われるままに退職しましたが、本社の人事部に掛け合って「自己都合」ではなく「会社都合」の退職にしてもらい、60歳以上の人を再雇用することで学校が受け取る助成を受け取れなくなると職業安定所(ハローワーク)で教えてもらったため、そのように解決しました。
現在はあたたかい雰囲気の別の学校で働いています。本当に前職を退職してよかったと思っています。
しかし、そのような学校が何事もなかったかのように、今でも同じ経営陣が運営していると思うと、苦々しい気持ちと同時に、私のような被害者がまたでてしまうのではないか、また、教育機関であるのに正しい教育ができるのか心配になります。