妊娠を機に事務所から追い出そうとする動き

技術系兼事務系職員(非正規)として、第一子を育てながらフルタイムで働いていました。
兼務している仕事の違いから、事務室内に主たる席、技術室に作業のための小さな仮の席がありました。

前年夏、事務職員間の日常的な事柄に関し、2歳年上の職員(正規・男性)と行き違いを生じ、件の経緯や今後の対応について丁寧に話し合えたと感じていましたが、以来様々な場面で嫌がらせを受けるようになったため、同僚(非正規)に相談したのち、職場の長(係長級・正規・男性)含む同室在籍者5名(正規3名、非正規2名)全員が居る場で、話し合いを申し出て、行いました。

その場で、『(あなたは僕よりも)年下だよね?僕、先輩だよね?この業界長く続けたいんだったら、態度改めたほうがいいと思うよ!』等、パワハラと受け取れる発言をされました。その場では表面上、解決策が出て落着しましたが、その後も嫌がらせは続き、ただ、私自身の業務や進退に直接影響はなかったため、なるべく気にしないようにしていました。

翌年、妊娠し、やがて当人も知るところとなると、マタハラとなりました。具体的には、私が産休明けで復帰してきた際は(プランとして)、事務室の席には座らせず、普段は誰もいない技術室の席だけを使わせ、産休補助で雇うパートさんの雇用期間を年度末まで(私が復帰したあとも継続雇用し、雇用時期を重ねる)とし、事務室の席にはパートさんを常時居させようと、すなわち、事務室から追い出そうと、そのような動きがありました。
当人は直接的に人事権等は持っていませんでしたが、何かにつけ(消極的・嫌悪的な)発言力はあり、当時、職場の長は、とにかく波風を立たせたくない風で彼の言いなりのようなところがあり、彼の計画通りに事が進みそうな気配がありました。もう一人の職員(正規・女性)も彼に全く同調しており、普段から私以外でも、好き嫌いの多い彼が嫌った人物に対しては、直接的に自分が何も迷惑を受けていなくても、ぞんざいな対応をすることが日常的で、まるで相談など出来るような状態ではありませんでした。