出産入院中に解雇勧告されました。会社は私が泣き寝入りするのを待っているようです。

出産休暇が認められていたにもかかわらず、自宅付近に何度も押しかけて退職強要、転職時の不利をほのめかす脅迫を受けました。血圧が高めだった妊娠中期にも嫌がらせを受け、危険水域の高血圧症を引き起こして緊急入院もしました。なんとか出産しましたが、集中治療室で2週間絶対安静、産後1ヶ月退院できませんでした。会社はそんなことは容赦なく、出産直後に産休をとらせないため慌てて強制解雇しました。

産休を認めると、前提条件として産休明けの職場復帰を認めることになり、その後の短縮労働、その他の優遇措置を疎ましく思い、どうしても阻止したかったのだと思います。

育休中の不尽な解雇を無効だと訴えました。すると会社はずるいことに、解雇の理由は私の能力不足だと詭弁を使い、在職時に問題にしなかった些細な事象やありもしないことを捏造して、小事をあげつらって私を「解雇になっても当然の不良社員」にし立て上げようとしています。現在弁護士に相談していますが、地位保全の申し立てにあまりに時間(半年以上)がかかり、もう生活の破綻が目に見えています。これが会社側の作戦のようでのらりくらりと裁判をやって、私の限られたタイムリミットを待って私が泣き寝入りするのを待っているようです。あまりに理不尽で社会情勢に大きく反するブラック企業です。

妊娠中又は出産後1年を経過しない女性労働者に対してなされた解雇は、事業主が妊娠・出産・育休を取得したことを理由として解雇したものではないことを証明しない限り、男女雇用機会均等法9条3項に反し違法・無効となります。

会社としては、あなたの能力不足を理由とする解雇であり、妊娠・出産・育休を取得したことを理由として解雇したものではないと主張しているとのことですが、そもそも、能力不足による解雇は非常にハードル高いとされています。

弁護士にも相談し、地位保全の申立てを行ったとのことですが、これは、賃金の仮払い命令を得ることにより、生活費を獲得することを目的としてなされたものと思われます。地位保全の手続においては、訴訟よりも迅速に(仮の)判断がなされるのが通常ですが、残念ながら、まだまだ時間がかかるのが現状です。