マタハラによる職場内での孤立

私は、2012年12月に長男を出産し、2013年4月に職場復帰した際に、何名かいる上司のうちの一人の上司の態度が急変してしまいました。
私はその上司にあいさつをしても返答してもらえず、話しかけても嫌味を言われたり、怒鳴られたりするのに、同僚たちとは仲良く話しをしていました。またそれを見せつけるような対応をされ続けました。
他の上司に助けを求めたものの、「チームを分裂させたくな い。」などと言われて取り合ってはもらえず、職場内で孤立してしまいました。
「人権擁護を声高に訴えている職場でこんなことが起こって良いのか?」と思いながら、半ば意地になって働き続けましたが、3か月ほどで精神的に不調をきたし、病院では適応障害と診断されました。
その後もしばらく働き続けましたが、職場内の状況が改善することはありませんでした。さらに、家にいても、隣で子どもが泣いても起き上がれない日があったため、子どもと自分の体調を優先させるべく、2013年12月に退職しました。

マタハラはいけない、重大な人権侵害だ…という認識を社会全体で共有すること。

各職場にそのような認識・雰囲気を作り出していくことが、今後新たな被害者を減らしていくための方策だと思います。