<体験談 さとうさん 2>親会社に相談し、失業は避けられたけれど…
このままでは無職になってしまうと感じた私は、以前世話になった親会社の部長に相談をしました。彼はどうにかしますと言ってはくれましたが、なかなか答えがもらえず、私はそのまま産休・育休に入りました。気分がスッキリとした日はありませんでした。その間も、業務委託の会社の部長は私のことを色々悪く言っていたようです。
そして、ようやくもらえた答えが親会社でパート社員で働くことでした。一年待って得られた答えがパートで正直落ち込みました。全然納得できませんでしたが、無職は考えられなかったし、小さな子どもがいてなおかつアラフォーの女性を雇う企業がほかにあるとは思えず、パートの仕事を受け入れました。そして現在にいたります。
これまでのあいだに、一度連合に電話相談をしました。連合の方は業務委託の会社に私の代理で話をしてくれると言ってくれましたが、その会社の部長と私、他の社員の方ともかなり険悪な雰囲気になってしまっていたため私はその行動を起こす勇気がありませんでした。おまけに部長の発言を録音したものや文書など何も証拠がなかったため勝つのは難しいとも思いました。
先日、雇用保険喪失届を出すときに、会社都合による離職で業務委託の会社に提出しましたが、離職理由が自己都合に変更されていました。最後の最後まで後味の悪いものになりました。私は失業保険をもらうわけではなかったので直接被害があったわけではないですが、すごく嫌な思いを引きずったままです。
私が自分の経験で感じたことは、泣き寝入りだけはしてはいけないということです。自分がそうなって、本当にそう思います。未だに全然スッキリしないのですから。
(おわり)
ペンネーム:さとうさん
対処方法:直属でない上司への相談 連合への相談