同じ非正規で働く、子育て経験者の女性からマタハラされる

第一子を育てながら、非正規で働いています。
第二子の妊娠初期は悪阻がひどく、通常業務の中に困難な作業があったため、管理職や一緒に仕事をしている正規社員への妊娠の報告の際、併せて業務軽減のお願いをしました。
症状が治まるであろう時期や、それまでの間はどのような手段で仕事を進めるか、産休明けで復帰する意思がある事など相談したところ「おめでとうございます。」という言葉と共に、業務経験についても快諾して頂けたのでほっとしていました。
 
しかしながら、私の妊娠を快く思わない方もいて、「仕事に穴が開く期間をどうするのか」「産休後復帰したいと言っても戻ってくる場所はないのでは?」などと非難されたりもしました。
同じ非正規の立場で働く、子育て経験者の女性からでした。

そのことがあった頃から、職場の雰囲気・状況は一変し、管理職までが退職勧奨とも受け取れる発言をするようになりました。
また、体調不良で夕方に早退を願い出ると、持ち帰ってその日中に仕上げるように言われたりと、それまでにない仕事の指示等が出るようになりました。
通常業務ができないことへの罪悪感もありましたので従っていましたが、それらの指示の内容は、法律違反ではないかと思い、雇用機会均等室に相談したところ、やはり労基法や均等法等に反する行為であることが分かりました。
そこで、次に所属する組織内の専門機関に相談し、どのように交渉すれば解決できるかのアドバイスを頂きました。
法律を振りかざして交渉しても居心地が悪くだけですので、職場でどうコミュニケーションをとれば解決できるかについてアドバイスを頂き、実行しました。
しかしながら頂いたアドバイス内容は通用せず、状況はさらに悪化。今度は法に反しない範囲での嫌がらせが始まりました。
(つづく)
ペンネーム:Kayoさん
対処方法:労働局雇用均等室への相談、複数の支援機関への相談、所属組織のハラスメント防止室の利用